こんどうかずきの部屋

1. はじめに(WEPPの概要)

このページの位置づけ

WEPPの使い方は以下の4段階で整理します。

WEPPとは何か(1分で)

WEPP(Water Erosion Prediction Project)は、 降雨地形土壌営農管理の情報をもとに、 水による土壌侵食(water erosion)と流出(runoff)を計算するモデルです。

特徴は、USLEのような各種係数のかけ合わせによる経験式ではなく、 降雨 → 流出 → 侵食 → 輸送 → 堆積といった一連の過程を、入力条件に応じてシミュレーションできる点です。

まずは圃場スケール(hillslope)の操作を理解し、そこから流域スケールへ拡張します。

なぜ圃場スケールから始めるのか

個人的な所感としては、いきなり流域解析へ行くと、地形処理・パラメータ・出力の情報量が増え、 「どこで結果が決まったのか」が分からなくなりがちだと思います。

WEPPの入力(4本柱)

WEPPの挙動は、ほぼ次の4つで決まります。ここが解析の核心です。

Climate(気象)

Soil(土壌)

Topography(地形)

Management(管理)

WEPPが見ている侵食過程(ざっくり)

WEPPが「侵食量」だけでなく、どの過程が支配的かを示せる点は意外と重要です。

WEPPの出力(何が分かるか)

初級編では「具体的な値を出す」よりも「挙動の方向が妥当か(侵食量が被覆で減る、急勾配ほど増える等)」を確認してみましょう。

初歩的な留意点

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